越智啓子先生 

越智啓子先生は沖縄でクリニックを開いている精神科医。
前世療法などで有名になった方で、ここ数年で何冊もの素晴らしい本を書かれています。

10数年前、僕は占いの仕事からうけるストレスが強くて倒れる寸前でした。
ある時、占い関連の知り合いから
「いいお医者さんで霊的なことが判る人がいるから」と紹介され、
当時神楽坂にあった啓子先生のクリニックを尋ねることになりました。
今から考えると不思議なことに、特別の計らいで「友達も連れてきていいよ」と言われ、
妹のように可愛がっていた女友達と二人で出かけたのです。 

クリニックとは言うものの、そこは立派なマンションの一室。
診療室は中庭が見わたせる大きな窓のある素晴らしいリビングルームで、
そこにはなんと、サーモン・ピンクのソファが! 
おまけに色とりどりのクリスタルがテーブルに飾られていて、
もはやそこがクリニックだということを忘れるほどの素敵な部屋。

精神科医で霊能者というのは、どんないかがわしい男の人かと思いきや、
小柄で華奢な、とても穏やかな物腰の女性が先生で大安心。とはいうものの、
どこから何を話していいものか判らない僕に、先生は優しい声でこういわれました。

「あなたは前世で、中世のヨーロッパで貴族を相手に白黒の魔術をいっぱいかけたのね。
だから今でも本を少し読めば、すぐになんでもできるはずよ」


・・・え? (あまりのショックに口が聞けない。まだこちらが何にも話していないのに、
なぜそこまで判るんですか?) 

特に占い師になろうと思ったわけではないのに、不思議ないきさつで気がついたら
占いができるようになっていて、導かれるように今の仕事を始めたのです。
はっきり言ってしまえば、プロの占い師になるために何の勉強もしていません。
ある時期から自分にそういう能力があるのを思い出したような感じなのです。
前世で魔女だったので蓄積があったのだと考えれば、全てのことが納得がゆきます。
さすがに占いを始めてから今まで12年の間、人一倍勉強をしたけれど、
スタートは本当にそんな感じでした。申し訳ないことに。 

浄化に効くローズマリーと明るくなれるオレンジのエッセンシャル・オイルを
ティッシュに垂らし、香りをゆっくり吸い込みつつ深呼吸。大分落ち着いてきました。

ひとしきりいろんな悩みを聞いていただき、前世からの感情を開放するために
両手に大きなクリスタルを握り、ちょっとした誘導瞑想を受けました。

「黒い森から白いペガサスが飛んできて、あなたを空に運んでくれます・・・」

この時ドイツの森と城のイメージがかなりはっきり見えて、
もうあそこには戻らなくていいんだ、と思いなぜか不安が消えてゆきました。

それから先生は「これはめったに歌わないんですが」と前置きをして、
アマテラスオオミカミの歌を歌い、ボイスヒーリングをして下さいました。
オペラ歌手のような声ではないかもしれないけれど、まるで子守唄のような安らぎを
感じさせる、母性と優しさに満ちた素晴らしい歌声。
 
極めつけは「あなたの能力は素晴らしいわ!」と言って、
ソファの上で僕をしっかり抱きしめて下さったことです。
女性に抱きしめてもらえるなんて、子供の頃から20何年ぶりのこと。
ああ、シアワセ。 

先生は最後に可愛いイルカの写真を下さいました。 
ニコニコしながら待合室に戻ってきた僕に、
「一体どうしちゃったの?」と友人が不思議がっていました。
というのも、僕はその日までイルカがとっても苦手だったんです。 

98年頃までに合計10回近くのセッションを受け、
セミナーなどにも何度も参加して、いつも良くしてくださいました。

僕が香港に引っ越したのとほぼ同時期に
先生は東京のクリニックを閉めて沖縄に移住され、
しばし休養された後に精力的な活動を再開されました。
その後の素晴らしい活躍に、先生に対する尊敬は深まるばかり。

人生の師の一人が啓子先生であることは、
僕にとって宝物のように貴重なことだと感じています。



ジーニーの著書
幸運を呼びこむガラクタ追放術 - ジーニー : 本
幸運を引き寄せる12人の天使 - 自分がわかるエンジェル占い - ジーニー : 本
ジーニーの奇跡を起こす「新月の願い」 - ジーニー : 本

Sponsor Ads

カメラ開発者のデジタル一眼レフ上達講座 【キャンペーン価格】

by genietokyo | 2006-07-08 23:55 | 懐かしの先生


<< 不用品の処分   今週のアドバイス 7月3日から... >>